フライフィッシングで使うライン(糸)について説明します。
この記事の対象の読者
- フライフィッシング初心者の人
- フライフィッシングに興味がある人
フライフィッシングで使う “ライン” とは?
フライフィッシングで使うラインは主に3つ使います。
1. フライライン + バッキングライン
2. リーダー
3. ティペット
フライライン + バッキングライン
フライフィッシング(毛ばり)はルアーフィッシングと異なり、先端にあるフライ(擬似餌)には重さはありません。
なので糸の重さを利用してフライを飛ばします。
このラインは “フライライン” と言います。
バッキングラインはフライリールの下巻きに使われるラインです。
フライライン
フライラインはキャストに関わる最重要アイテムなので種類が多いです。
ここでは初心者の人が抑えておいて欲しい部分だけ書きます。
水に浮くか?水に沈むか?
水面に浮くラインを “フローティングライン”。
水中に沈むラインを “シンキングライン”。
とそれぞれ呼びます。
構造
フライラインの構造は先端から
ヘッド → ランニングライン
となっています。
これらを持つラインのことを “フルライン”。
ヘッド部のみを “シューティングヘッド” 又は “シューティングテーパー” 。
ランニングライン部のみを “ランニングライン” 又は “シューティングライン”。
とそれぞれ呼びます。
初心者の人はまず、 「フローティングのフルライン」を使ってください。
バッキングライン
下書きなので、深く考えずに20lb程度で100mほどのラインで良いかと思います。
糸の太さ表記について
フライフィッシングで使う糸の太さは日本でよく使われる “号数” やルアーでよく使う”lb(ポンド)” とは違う表記があります。
“◯X” 表記です。
数字が大きくなるにしたがって、細くなります。
例えば、「0Xのリーダーに1Xのティペットを付けてください」と言われた場合。
0Xは号数にすると3号に相当します。
1Xは号数にすると2.5号に相当します。
つまり3号のリーダーに2.5号のティペット(ハリス)を付けます。
メーカーにより差異はありますが、基本的には同じです。
それと、リーダーよりティペットが太くならないようにします。
リーダー
フライラインより先に結び付けるライン。
テーパーの有無があるが、最初はテーパー付きを使用するのが無難。
ティペット
日本の釣りでいう “ハリス” 。
フロロカーボンを使うことが多い。
初心者に適したラインとは?
フライフィッシング初心者の人には私は以下をおすすめします。
- フライライン → ティムコ SA OH&D シングル 6wt
- リーダー → ティムコ スタンダードリーダー 0X
- ティペット →ティムコ フロロステルスティペット 1X
これは初心者ではキャストができないことが多いので練習することを前提にしたタックルで使います。
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